検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

口頭

福島県周辺海域における海底堆積物中の放射性ヨウ素-129濃度の分布と輸送過程

乙坂 重嘉; 鈴木 崇史; 中西 貴宏; 桑原 潤; 佐藤 雄飛

no journal, , 

2011年8月から11月にかけて福島県及び茨城県沖合の18観測点で採取した海底堆積物中の$$^{129}$$I濃度を、加速器質量分析装置で分析した。得られた結果から、海底での放射性ヨウ素の分布状況を明らかにするとともに、福島第一原子力発電所事故由来の放射性核種の海底への蓄積過程を議論する。海底堆積物表層(0$$sim$$1cm層)中の$$^{129}$$I濃度は、0.045$$sim$$0.48mBq/kg-dryの範囲で分布しており、多くの観測点で事故前の濃度(0.08mBq/kg-dry)に比べて数倍高かった。本研究で得た海底堆積物について、事故由来と考えられる$$^{129}$$I濃度の$$^{137}$$Cs濃度に対する比は、事故直後の同海域におけるモニタリング調査結果から推定した表層海水中での濃度比に比べて高かった。この結果から、海洋表層や海底付近において、放射性セシウムに比べて放射性ヨウ素が優先的に粒子化し、海底に蓄積した可能性があることが示唆された。

口頭

福島第一原発事故による$$^{137}$$Cs濃度分布の長期変動

川村 英之; 小林 卓也; 古野 朗子; 碓氷 典久*; 蒲地 政文*

no journal, , 

福島第一原子力発電所から放出された$$^{137}$$Csの北太平洋における海洋中移行シミュレーションを行った。本研究では、海表面だけでなく、中層における$$^{137}$$Csの移行を解明するため、原子力機構が開発した差分版の海洋中放射性核種移行モデル(SEA-GEARN)を使用した。SEA-GEARNの入力データには、気象庁気象研究所が開発した海洋三次元変分法同化システム(MOVE)により計算された再解析データを使用した。シミュレーションの結果から、海洋中へ直接放出された高濃度汚染水は、黒潮続流域に発達する中規模渦により大きく希釈されたことが示唆された。また、この中規模渦により、水深200m程度の中層にも$$^{137}$$Csが効果的に輸送されたと考えられた。海洋中へ直接放出された$$^{137}$$Csは、黒潮続流域を通過した後は、東への移動速度が低下し、2012年8月にはその東端は西経165$$^{circ}$$付近に達していた。

2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1